繰り返し表示をするためのコンテナコントロールです。
「繰り返し」コントロールと異なるのは、表示形式が「表」(HTMLの <table>)に特化しているという点です。
バインドデータの件数分だけ、表のボディー部分(HTMLの <table> の <tr> 行部分)を繰り返して表示します。
(表の <tr>部分だけの繰り返しを「繰り返し」コントロールでやろうとすると工夫が必要ですので、
繰り返しデータを表形式で表示したい場合にはこの「データ表」コントロールがおすすめです。)
「データ表」コントロールを配置すると、デザイン画面上では下図のように表示されます。
3行の表の中で、1行目はヘッダー、2行目がボディー、3行目がフッターにそれぞれ対応しています。
繰り返し表示されるのは、2行目のボディーのみです。

また、列はデフォルトで2列(※)表示されますが、右クリックメニューから列を追加することが可能です。
※ 8.5.2 では配置直後にデフォルトで2列追加されていますが、8.5.1以前では配置直後は1列も追加されておらず、
枠だけが表示されます。ですので、右クリックで1つ以上列を追加してから利用してください。
複雑な形式での一覧表示を実現することができます。
あとは基本的には「繰り返し」コントロールと使い方は同じですが、「すべてのプロパティ」の内容は少し異なります。
例えば、「データ表」コントロールには「showUnreadMarks」プロパティがあります。(「繰り返し」コントロールにはありません)
これは、
「ビュー」コントロール
でも利用可能な、未読文書にマークをつけて表示させることができるプロパティです。
文書一覧を表示する場合などに、これを使うと「データ表」コントロールでも未読文書にマークをつけて表示できます。