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フィールドの実現方法「テキスト」
XPageにて 「テキスト」を実現する場合、コアコントロール[編集ボックス]または、[複数行編集ボックス]を使用する。
1.フィールドの配置
XPage上でコアコントロールから[編集ボックス]を表示させたい場所へドラッグする。

◆補足
複数行入力の場合は、[複数行編集ボックス]を使用する。

2.名前の入力
[プロパティ]-[編集ボックス]-[名前]にフィールド名に該当する「名前」を入力する。

3.ブラウザで確認
ブラウザで参照すると入力項目が表示されることが確認できる。

複数値の入力
[プロパティ] - [すべてのプロパティ] - [基本] - [multipleSeparator] に、区切り文字を設定することで
文書の保存時に自動的に複数値として保存される。
.
◆例
編集ボックスに複数値を入力したときの結果は下記のとおり。
1.multipleSeparator に , (カンマ) を設定して編集ボックスに 「りんご, ゴリラ」 を入れて保存する。
2.Notesクライアントから保存された文書のプロパティを確認すると、"りんご" と "ゴリラ"が テキストリストとして保存されている。

◆補足
改行を区切り文字にしたい場合は、「値の計算…」にして ” return "\n"; ”をセットする。
(3)オプション
その他のオプション設定について下記に記述する。
[編集ボックス]の項目 | 内容 |
[最大長] | 入力できる文字数を制御できる。(半角/全角関係なし) |
[サイズ] | 編集ボックスのサイズを指定できる。
[サイズ]の横にある[幅]が登録されている場合は、[幅]が優先される。
|
[タブオーダー] | [Tab]キーを押したタイミングでフォーカス移動する順番の設定ができる。 |
[アクセラレータ] | フォーカスを移動するために [Alt] キーと組み合わせて使用する文字を指定できる。
"f"と記述した場合、[Alt]+[F]キーでフォーカスが移動する。
|
[タイプアヘッド] | 入力フィールドに一部の文字列を入力するだけで、該当する入力値の候補を一覧表示し
ユーザーのデータ入力をサポートする機能を有効にできる。
参考:http://www.ibm.com/developerworks/jp/ysl/library/lotus/y-lot-xpages2/ |
その他
<調査環境>
Lotus Domino Designer 8.5.2
Microsoft Internet Explorer 8
その他の「フィールド」については
こちらを参照してください
この記事は九州地区ノーツパートナー会技術部会(リコー IT ソリューションズ 株式会社)によって作成されました。